診療内容

Practice

耳の治療

●外耳炎（耳の感染症）水泳後に発症することが多い

・症状：耳の痛み、かゆみ、耳の赤みや腫れ、耳からの排液。

・治療：細菌感染の場合、抗生物質の点耳薬などや、抗真菌薬、鎮痛剤、軟膏

●中耳炎：特に子どもに多い
・症状：耳の痛み、発熱、難聴、耳からの排液。

・治療：細菌性中耳炎には抗生物質、鎮痛剤、滲出性中耳炎や慢性中耳炎では、鼓膜を切開して中耳の液体を排出することがあります。

●突発性難聴：突然発症する原因不明の難聴
・症状：急激な難聴、耳鳴り、めまい

・治療：炎症を抑えるためにステロイド薬、飲み薬や高圧酸素療法で内耳の血流を改善します。難聴の場合、放置すると治りにくくなりますので早めの受診をお勧めいたします。

●他に、耳の症状でお困りの方はご相談下さい。

●鼻炎

・症状：アレルギー性鼻炎（花粉、ハウスダスト、ペットの毛などのアレルゲンに対する反応、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり）や寒冷空気や強い臭気、ストレスなどが原因で症状が出る場合があります。

・治療：飲み薬（抗ヒスタミン薬）、ステロイド点鼻薬、鼻洗浄など

●副鼻腔炎（蓄膿症）
・症状：鼻詰まり、顔面痛、頭痛、鼻水の増加など

・治療：飲み薬（抗生物質や、鎮痛剤、点鼻薬、薬物療法が効果がない場合、副鼻腔手術（内視鏡手術）が行われることがあります。

●嗅覚障害
・症状：臭いがわからない

・治療：点鼻薬、飲み薬、急性鼻炎の後に起こることが多いですが、放置すると治らなくなることがあります。早めの治療をお勧めいたします、

●他に、鼻の症状でお困りの方はご相談下さい。

●急性咽頭炎

・症状：のどの痛み、発熱、喉の赤み、咳など

・治療：安静、鎮痛薬、抗生物質（細菌感染の場合）、うがい薬

●扁桃炎
・症状：激しい喉の痛み、発熱、嚥下困難、リンパ節の腫れ

・治療：抗生物質、鎮痛薬、安静、十分な水分摂取

●舌炎
・症状：舌の痛み、赤み、腫れ、味覚の変化

・治療：原因によって異なる（ビタミン欠乏の場合はサプリメント、感染症の場合は抗生物質）、痛みを和らげるための口内ジェル

●口内炎
・症状：痛み、食べ物や飲み物がしみる、話しづらい

・治療：抗炎症薬、痛みを和らげる薬、ビタミンB12や鉄分のサプリメント、局所麻酔薬

●他に、鼻の症状でお困りの方はご相談下さい。

●良性発作性頭位めまい症

・症状：寝返りを打ったり、頭を上げたりしたとき、ふらつきやめまいがおこります

・治療：運動療法、めまいや吐き気の症状を緩和する飲み薬など

●突発性難聴に伴うめまい
・症状：突然起こる難聴とめまい(めまいがない場合もあります)です。

・治療：ステロイド薬の経口投与や注射、点滴を行うこともあります。

●メニエール病
・症状：内耳の液体のバランスが乱れることで引き起こり、めまい、難聴、耳鳴り、および耳の詰まり感です。これらの症状は突然現れ、しばしば発作的に現れます。

・治療：飲み薬（発作を軽減するために、抗めまい薬や水利尿剤など）

●前庭神経炎
・症状：突然の強いめまい、回転感やふらつき、立ちくらみ、耳鳴りなど

・治療：安静にし、飲み薬や点滴、日常生活に支障が出る場合は入院治療など

●他に、めまいとともに意識がなくなる、物が二重に見える、顔面・口元がしびれる、呂律が回らないなど危険な疾患の可能性がありますので至急ご相談下さい。

などの症状や疾患でお悩みの方は、ご相談下さい。

●渡辺医院では、毎週月曜日、木曜日、金曜日の午前10時から12時まで補聴器相談を行っております。
相談を希望される方は一度当院を受診し、検査を受けて頂く必要があります。

患者の聴力損失の程度、生活スタイル、個々のニーズなどを考慮して、適切な補聴器を提案します。